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受給の可能性を探る

看護師

初診日を公的に証明する書類が必要

障害年金という言葉を聞いたことはあっても、その仕組みについては、ほとんど知られていません。また、何だか遠い存在で、自分には関係ないと感じている人も多いです。また、障害者手帳が発行されている人が、支給を受けられるなど間違った知識を持っている人もいます。もし、今、うつ病にかかり困っていて、すでに1年6か月以上治療を受けているにも関わらず、社会生活や日常生活に何らかの弊害が出ているのであれば、障害年金を受給できる可能性が出てきます。また、うつ病により仕事や生活に支障が出ている上、周囲のサポートなしでは仕事や生活がままならない場合も同様です。さらに、現在、65歳未満であるなら、なおさら、障害年金受給の可能性を探ってみることが大事になります。障害年金の制度は難しく、これら以外にも条件はあるため、請求の途中で挫折してしまう人もいますが、最初からあまり深く考える必要はありません。また、障害という言葉のイメージから、うつ病は障害に該当しないと考えている人も多いです。しかし、症状により、仕事や日常生活がどの程度、制限されているのかにより支給されることはあります。たぶん、自分は該当しないと諦める前に、まずは可能性を探ってみることが大切です。実際に受給できた人の多くが、仕事ができずに無収入で治療費も生活費もなく困っていたのに救われたというように、自分にもその可能性がないか調べてみることは大事です。しかし、うつ病の状態によっては、自分で情報を探すことが難しいこともありますので、周囲の人が可能性に気づいたときには、さりげなく本人に寄り添ってあげることが重要になります。

障害年金の受給にあたっては、要件を満たすことを証明するための書類を揃えていかなくてはなりません。うつ病により障害年金の受給申請を行うときには、受診日状況等証明書の準備が必要です。これは、初診日を確定させるための重要な書類になります。初診日に受診した医療機関でこの書類を作成してもらうと、発病から初診までの経過という欄に、前の医療機関からの紹介であったり、関連する病歴が記載されていることがあります。この場合、うつ病で最初に診察を受けた医療機関は、他にあるかもしれないということです。そのため、さらに過去に遡って受診していた医療機関に受診状況等証明書を作成してもらわなければなりません。苦痛な症状がうつ病によるものだと発覚するまでに、いくつかの医療機関をまわった可能性がある人は、本人も忘れているような医療機関での受診履歴が出てくるケースもあるので注意が必要です。また、この書類は、原則としてカルテの記載内容に基づいて作成することになっています。法律で定められているカルテの保管義務は5年です。もちろん、5年を経過して、すぐに廃棄する医療機関は少ないですが、大きな倉庫がない医療機関では義務期間を過ぎて長期的に保管するのは難しいことです。加えて、保管状態もきれいなカルテがそのまま残っているとは限りません。カルテがない場合には、受診記録や医師の記憶なども参考になりますが、公的に証明したことにはならないわけです。まずは、カルテの有無を確認し、この書類が作成できるかを判断することが大事になります。

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